中長期ビジョン

TOWA10年ビジョン 「ものづくり企業の真価に挑む」

TOWAは「ものづくり企業」であり、「ものづくり企業」の真(まこと)の価値=「真価(しんか)」は、単に「ものづくり」の「技術」だけを指すものではありません。自らが事業活動を行ない得る新たな市場を生み出す力、つまり「市場を創造する技術力」こそが「ものづくり企業」の「真価」であると考えております。

当社は今日まで、「市場を創造する技術力」を培い、実践し、信念と総和をもって事業活動を遂行してきた結果、半導体モールディング事業において、世界のリーディングカンパニーとなることができました。そして今、産業社会が当社に最も求めているものとは、正に今一度、”TOWAが「創造の力」によって「新たな市場」をこの世に生み出し、大きく社会や産業の発展に貢献していくことである”と認識しております。

2014年、当社は「ものづくり企業の真価に挑む」をテーマに掲げ、“既存事業の伸張・市場シェアアップ”と“コア技術の応用展開による「新たな市場」の創造”で、10年後には売上高500億円、営業利益率16%の達成を目指す長期経営ビジョン「TOWA10年ビジョン」を発表いたしました。

TOWA10年ビジョンの成長戦略

TOWA10年ビジョンの成長戦略

第3次中期経営計画(2020年4月~2024年3月)

当社グループは2020年2月に、第3次中期経営計画を策定いたしました。

第1次中期経営計画(2014年4月~2017年3月)では、「TOWA10年ビジョン」を具現化するマイルストーンとして、「成長戦略」と「基盤強化」の2つのアプローチをベースに各戦略や方策に取り組んでまいりました。その結果、第1次中期経営計画の最終年度である2017年3月期の連結業績は計画を大きく上回り、第2次中期経営計画に向け確固たる礎を構築することができました。

続く第2次中期経営計画(2017年4月~2020年3月)では、既存事業の強化に加え、新たな市場の創出による収益機会の拡大と企業価値の向上を目標とし、各成長戦略と基盤強化に取り組んだ結果、当社独自のコンプレッション技術による最先端パッケージ市場での優位性の確保とコア技術を応用展開した新たなビジネスの拡大を実現することができました。

この6年間の取り組みによる成果をさらに伸張させ、収益力と企業価値のさらなる向上へと繋げるため、「TOWA10年ビジョン」に向けた最後の4ヵ年目標となる今回の計画では、パラダイムシフトによる当社の付加価値向上と収益力の強化、そして強固な財務基盤の構築を目標に掲げると共に、より充実したガバナンス体制の構築とSDGs への積極的な取り組みによって、「TOWA10年ビジョン」の達成と、社会や産業の発展に大きく貢献していくことを目指しております。

第3次中期経営計画(2020年4月~2024年3月)の概略

テーマ

パラダイムシフトで挑む「TOWA10年ビジョン」の達成

1. 基本方針

(1)パラダイムシフトにより保有する技術・品質・プロセス(ノウハウ)の付加価値を具現化し収益力を高める
(2)スループットの最大化により市場競争力と財務基盤の強化を図る
(3)コア技術を根幹に新たな事業と収益の拡大を図る
(4)次世代をリードする人材の育成を図る
(5)コーポレートガバナンスの充実とSDGsの取組みにより企業価値の向上を図る

2. 事業戦略

【半導体事業】

▶ 付加価値による競合他社との差別化により市場競争力・収益力の強化を図る
▶ リードタイム短縮および在庫削減を目的とするMIP(Minimal Inventory & Period)により生産体制・財務基盤の強化を図る
▶ 開発リソースへの積極的な資源投入により顧客ニーズの先取りや環境にやさしい製品の開発をスピード感を持って実行する

【化成品事業】

▶ 加工・成形・組立技術を核に提案型加工メーカーとしてTOWAブランドの付加価値を高め事業規模を拡大する
▶ 品質・コスト・納期を更に追求し安定した収益体質を構築する

【新事業】

▶ コア技術の応用展開により新たな柱となる事業を独立させポートフォリオの変革を図る
▶ TOWAオリジナル商品の発売
▶ TSSや改造ビジネス等のグローバル展開により事業機会の拡大を図る
▶ グローバル生産拠点を活用した原価低減により競争力強化とシェア拡大を図る

【レーザ事業】

▶ アプリケーション開発を強化し新製品の市場投入を図る
▶ グローバル生産・販売拠点を活用し生産能力アップ・原価低減と販売体制・サービスの強化を図る
3. 機能別戦略

【販売戦略】

▶ プロセスサポートを強化し当社技術でしか生産できないビジネスモデルの構築による販売拡大と収益力の向上
▶ 当社独自技術のコンプレッション装置による活用範囲の拡大
▶ 最先端市場(5G・車載・AI)とミドルレンジ・ローエンド市場への参入による市場拡大
▶ グローバル販売・管理体制の構築による顧客満足の向上

【生産戦略】

▶ グローバル生産・購買体制の最適化による原価低減およびリードタイムの短縮
▶ 生産技術の向上により品質の信頼性を高める
▶ 新たな生産技術を取り入れ高付加価値の製品生産に取組む
▶ 変化する環境(リスク)に対応できる事業構造の構築

【開発戦略】

▶ 既存装置(トランスファ・コンプレッション・FMS)競争力の強化
▶ モールドプロセス開発と次世代モールディング革命によりディファクトスタンダードを確立
▶ 新たなTOWA オリジナル商品の開発

【人材・組織戦略】

▶ プロセス開発からソリューション提案まで行うTOWA グローバル技術センターの構築
▶ マーケティング機能の一元化による組織強化
▶ 次世代人材育成ローテーションによるグローバルリーダーの人材開発
▶ IT 活用による業務効率化により働き方改革を推進
4. 目標とする経営指標

(単位:億円)

  2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期
売上高 290 350 420 500
売上高内訳 半導体製造装置事業 185 225 263 310
化成品事業 17 18 20 21
新事業 68 84 110 139
レーザ加工装置事業 20 23 27 30
営業利益 20 40 60 80
経常利益 20 40 60 80
当期純利益※ 14 28 42 56

※当期純利益=親会社株主に帰属する当期純利益

TOWAグループ第3次中期(4ヵ年)経営計画について  933KB

免責事項

本資料には当社グループの計画や方針、財務、技術、製品、サービス、業績等に係る将来予想に関する記述が含まれております。将来予想に関する記述は、あくまで当社グループが現時点において入手可能なデータや仮定、方法等に基づき、当社グループが判断したものであり、様々なリスクや不確定な要因を含んでおります。また、新たなリスクや不確定要因は随時生じるものであり、その発生や影響を予測することは不可能であります。したがいまして、本資料に含まれる将来に関する記述は、実際の結果とは大きく異なる可能性があることをあらかじめご了承願います。

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