京都東事業所 新棟竣工のお知らせ
– 金属加工用切削工具や受託加工ビジネスの需要拡大に対応 –

2022年3月24日

 

  TOWA株式会社(以下、TOWA)は、京都東事業所(京都府綴喜郡宇治田原工業団地)の敷地内において、2021年7月より進めていた新棟(新工場)の建設を完了し、本日竣工いたしましたので、お知らせいたします。
 

1.新棟建設の目的

  TOWAは、半導体樹脂封止用金型の加工に用いる切削工具(エンドミル)を内製化し、自社製金型の生産効率化と品質の安定化に取組むとともに、切削工具を使用されるお客様への販売も行っております。また、金型生産で培った世界屈指の超精密加工技術を活かした受託加工ビジネスを行い、自動車部品メーカーなど様々な分野のお客様の課題解決を行うことで、収益機会の拡大に取組んでおります。
  近年、切削工具や受託加工ビジネスの需要が拡大し、既存スペースでは手狭になってまいりましたので、新棟を建設し生産能力を増強することといたしました。新棟の完成により、既存スペースを含めた延床面積は約1.4倍になります。
  また、既存棟から新棟へ設備を移設した後に出来る空きスペースを、半導体樹脂封止用金型工場のスマートファクトリー化などに活用し、更なる生産性向上や品質強化に取組みます。
  なお、数年後の切削工具および受託加工ビジネスの売上高は、約40~50億円を計画しております。
 

2.概要

  (1)名      称:TOWA株式会社京都東事業所 第4棟
  (2)所 在  地:京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字金井谷1番地35(宇治田原工業団地内)
  (3)建屋構造:鉄骨造・地上2階建
  (4)建築面積:2,031.87㎡
  (5)延床面積:3,706.00㎡(既存部分:9,665.90㎡)
  (6)総投資額:約10億円(建物のみ)
  (7)稼働開始:2022年3月
 

3.SDGsへの取組み

  TOWAグループでは、サステナビリティ基本方針を作成し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指した様々な取組みを行っております。このたび完成した新棟の屋根上には太陽光パネルを設置しており、事業所で使用する電力の一部をまかないます。また、既存棟の屋根上にも太陽光パネル設置工事を進めており、両棟を合わせると事業所で使用する電力量の約9%をまかなうことが可能になります。
  引き続き、持続可能な社会の実現に向けた取組みを行ってまいります。
 

以上

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